木と火についての考察

木と火についての考察

木と火についての考察

2019年05月26日
テーマ
雑学

小林です。

本日は、木材と火炎について、私の経験からの考察です。

私が以前住んでいた家の隣や、実家のすぐ隣・近隣など、これまで数件火事になりました。

とても怖かったですが、その時感じたことは、
炎は木材の四方に廻り込むと木材は当然燃えてしまいますが、
土壁等の火を通さない材料で木材が一部カバーされているものは、
火が廻り込めず、さらに木材の表面が炭化し、その内部には燃焼が進行していませんでした。
(大規模な木造建築を設計する場合等、この炭化層の部分をあらかじめ見込んで、
断面の大きな木材を使う『燃えしろ設計』という考え方も一般に普及しています。)

その火災では、柱や桁の木材は焼失せずに、その結果土壁も倒れずに残ってくれていたので、
火災の翌日、中にいた方が、幸いにも命は無事で発見された事もありました。

有毒なガスが発生しなかったのもよかったかもしれません。

皆様、火災にはくれぐれもお気をつけくださいね。

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