台風について その1

台風について その1

台風について その1

2019年10月20日
テーマ
雑学

小林です。

今回の台風被害に逢われた方々、心よりお見舞い申し上げます。

私も家づくりの際にこれまではどちらかといいますと地震をメインに考えてまいりましたが、
今後は台風(特に猛烈な台風)の事ももっと勉強して家づくりをしていきたいと思っております。

本日はまず今後日本にもやってくるだろうといわれている
猛烈な『スーパー台風(風速67mを超えるもの)』について書きたいと思っています。

近年では6年前の2013年11月、フィリピンの方に向かって上陸した台風30号が有名で895hpa、
最大風速90m以上という猛烈さで、さらに9.2mにもなる『高潮』が発生し、甚大な被害をもたらしました。
高潮は低気圧によって海水面が持ち上げられ、これが沿岸部に押し寄せられる現象です。
今回の日本の台風もさらに満潮であったならば被害はさらに拡大していたかも?
という報道でした。

さて、スーパー台風が発生するメカニズムですが、台風のエネルギー減は
熱帯の温かい海水面から供給される水蒸気です。
気温が上昇すると、大気中に存在できる水蒸気量(飽和水蒸気量)も増加します。
この大量の水蒸気が上空に持ち上げられ、巨大な積乱雲となることで台風が作られます。
台風は一般的に海面温水が26度以上の場所で発達し、海面水温が高いほど強い台風になる可能性があります。
そして台風が強くなる原因は、飽和水蒸気量や海面の温度だけではないといいます。
水深100mまでの深い場所の海水温もかかわっているそうです。
台風は発達するにしたがって、強い風によりその海水をかきまぜます。
すると、浅い場所の海水と深い場所の海水が混ざり合います。
深い場所の水温が低い場合、浅い場所の海水温も下がってしまい、台風は大きく発達できなくなってしまいます。
しかし、深いところまで海水温が高い場合、海面の温度が下がらないため、台風の発達が続き、
強い台風ができやすいという事がいわれています。
また続きは次回に書かせていただきます。
本日もまた次の台風のニュースも報道されています。
皆さんもどうか、お気をつけください!

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