設計の小林です。
前回に続き、筑後市の立体最小限住宅の、内部空間について書かせていただきます。
いかにコンパクトに全体を構成するか、という事がテーマとしてありましたので、
階段は、鉄骨のらせん階段にしました。
1坪で収まるので、とても効果的です。
ただし、鉄骨のらせん階段だけで2階まで昇るのは、1段1段の勾配がきつくなるので、
今回は、一番下で、木の床組みを、床自体を1坪分上げて、階段の登り勾配を、ゆっくりとして、
毎日の上り下りが楽になるようにしています。
また、段板にも板を張っており、より安全に、より温かみのある階段になりました。
(段床の張り方も1枚1枚板目を調整しています。)
では、また次回、次の設計させていただいた家を紹介させていただきます。