設計の小林です。
本日も、昔、設計させていただいた障子の中で、ちょっと変わったものをご紹介させていただきます。
1枚の障子の中に、さらに引き違いで開閉する障子を組み込んだものです。
当初は、3段とも開閉する予定でしたが、予算の関係で真ん中の1段だけの開放になりました。
子供さんや、お年寄り等、あまり力が無くてもちょっと向こう側の様子を感じることができます。
またガラス戸の手前に内障子として使うと、プライバシーの確保や、見たい景色が自由になったり、
いろいろ可能性があると思います。
本当は、3段とも開閉する障子を、何枚か連続させて、それぞれが自由に開閉し、
障子の内側と外側に、何か新しい関係が生じればと思っていました。
またいつか機会があれば、再度考えてみたいと思っています。