柿が赤くなると医者が青くなる

柿が赤くなると医者が青くなる

柿が赤くなると医者が青くなる

2021年12月05日
テーマ
雑学

設計の小林です。
柿がおいしい季節ですね。
柿にはタイトルにあるようなことわざがあり、その健康効果は抜群だそうです。

まず、ビタミンCの含有量が多く、柿1個分で、1日の摂取基準量を満たします。
ビタミンCは風邪の予防や、免疫力アップ、美肌の育成・維持などで重要です。

またクリプトキサチンやリコピン等のカテロイドも含まれていて、老化防止にも期待が持てるそうです。

さらにタンニンはアルコールの有害な作用を抑え、二日酔いの予防や緩和、
さらにタンニンには抗酸作用もあるので、ガンの抑制効果が期待できます。

そして、2020年には、奈良県医科大学により、渋柿からとれる柿渋に、
新型コロナウイルスを無害化させる作用が発見されたとの報告もなされました。

このように、健康にとてもよい柿ですが、日本では歴史も古く奈良時代にはすでに食べられていたそうです。

ちなみに甘柿に関しては、柿はもともとは全て渋柿だったものが、突然変異で甘柿生まれたそうです。
昔は渋柿を干し柿にして渋を抜いて食べていたそうですが、ある時突然変異が起きて、
さらに品種改良を加えて、現在のような甘柿が出来上がったという歴史があるそうです。

また、古来から建築などにも使われてきた柿渋に関しましては、
次回に書かせていただきます。

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