幼なじみの大工の棟梁が建てた収納が充実してる家

幼なじみの大工の棟梁が建てた収納が充実してる家

芳しい木の香りが訪れる人を優しく迎えるG様邸。
キッチンの脇に立つ大黒柱は、削り方も特徴的でこの家の素材に対するこだわりを象徴するとともに、家が、家族にとって大きなやすらぎであると言わんばかりの懐の深さと温かさを感じます。また、無垢の床を裸足で駆け回る子どもたちの笑顔も印象的でした。

どんなに機能性の高い家でも、私たちが気に入らなければ良い家とは言えません

江田建設さんで家を建てようと思ったきっかけは?

ご主人:実は最初は別の会社で家を建てようと考えていたんです。そこも漆喰の壁とか天然無垢の木材などを売りにしている会社でしたので気に入ったんですが、途中から徐々に私たちの要望よりも、会社のコンセプトにいかに合わせるかという感じになってきたんです。私たちがこうしたいということに全然違うものが返ってきたり、私たちが予算はこのくらいと言っているのに何百万もオーバーして提案してきたり…。確かにいいモノを使っているかもしれませんが、こちらの要望が反映されていない。私たちの要望に応えた間取りじゃなくて、向こうが勧める間取りになって出てきて、その上に何か言えば「それをするならこれだけ必要です」とすぐにお金の話になる。もうだんだんキツくなってきて、それである時「もう無理です」とお断りしました。着地金も支払った後でしたが…。

しかし、上の子の小学校入学までには何とか決めたいと思っていましたので、妻とどうするか話し合いました。土地はここでほぼ決まっていましたが、契約がややこしくて時間がかかっていた時でした。

奥さま:私は、最初に話を進めていた会社があまり好きじゃなくて…。友だちの家に遊びにいく途中に見かけていた江田建設の看板がずっと気になっていたんです。それで「こんな会社もあるよ」「専門家に話してみようよ」と主人に話しました。すると、主人もその看板が気になっていたって言うんですよ。

ご主人:僕は整体に行く途中にその看板を見かけていて(笑)。二人して同じ会社を気にしていたんですよ。しかし、江田建設以外にもう1社気になっている会社があって。どちらかだなと思い、電話をかけました。もう19時を過ぎていましたから、もう1社の方は繋がらなくて。しかし、江田建設さんはたまたま営業の方が事務所に残っていたんです。電話が繋がった瞬間に「あ、たぶんココで建てるな」という直感みたいなものを二人で感じました。

奥さま:ご縁があるのはこっちだなと(笑)。だから、電話が繋がらなかった会社のことは一切、気にならなくなりました。そこからは万事順調で、土地もうまくまとまって、私たちの望みも全部聞いていただきました。それまでは家の話をするのが楽しくなかったんですが、江田建設さんに出会って「家づくりってこんなに楽しいんだ」とやっと思えるようになりました。

ご主人:どんなに高機能な家でも、住む人が気に入っていなければいい家とは言えないですよね。それは今回のことでとても勉強になりました。

家づくりで一番重要だったことは何ですか?

ご主人:自分は素材や機能にこだわってすごく勉強したんですよ。本を読みまくって、断熱はウレタン系がいいとか、繊維系がいいとか、セルロースファイバーみたいなものもあるとか。壁もサイディングがいいのか、塗り壁がいいのかとか。やっぱり、空気の良さや居心地など、住みやすさにこだわりたかったんですよね。


奥さま:私は2点あって、1点は収納の多さです。子どものものとか、仕事のものとか、個別に収納できて、それらをリビングに置かなくてもいいようにしたかったんです。置くところが決まっていて収納スペースがあるというか。

あとは、子どもたちが大きくなっても、自分の部屋に籠もらず、いつまでもリビングにいてくれるような家にしたかったですね。だから、階段もリビングを通って上がるようにして、2階にはトイレを設けませんでした。

ご主人:今はまだベッドを買っていないこともあって、家族みんなリビングで寝ていますよ(笑)。ゆくゆく子どもが大きくなったときのために、2階は間仕切りを作れるようにしてあります。

この家の居心地の良さは、漆喰を使った塗り壁のおかげです。

漆喰の効果で、いわゆる家庭の臭いなどは感じませんね。

ご主人:前日に焼き肉をしても、次の日に臭いが気になることはありませんよ。


奥さま:風邪もひきにくくなって、子どもたちも熱で学校を休んだことはないです。換気もあまりしませんが、湿度はちょうどいい感じです。洗濯物は部屋干しですが、臭いは気にならないですよ。

ご主人:僕もそういうことを勉強して、漆喰の抗菌作用や消臭効果、湿度調整機能などは知っていました。前に住んでいたアパートは壁がクロス貼りでしたから、結露が出まくりでしたよ。この家に引っ越してきてからは、リビングに4人で寝ているので窓の桟に少し出ることもありますが、窓ガラスはそれほどでもないです。アパート暮らしだったときは毎日ビッチョビチョで、結露を拭いた雑巾から水がボタボタと落ちるくらいでした。

奥さま:お風呂もカビ臭さというか、お風呂独特の臭いはしません。

ご主人:お風呂も全部板張りなんですけれど、ビチャビチャする感じはありません。湿度が苦手で、カビが発生しないようになどと考えて、塗り壁とか断熱効果などを自分なりに調べていたんですよ。

床は、一時期、ヒノキを売りにしている会社も気になっていましたが、ヒノキは高級感があって虫には強いかもしれませんが、私はヒノキよりもスギの方がいいなと思っていました。家中すべてヒノキにして寛げるのかなと感じます。ヒノキは硬いですし。その点、スギは柔らかくて温かいんですよ。自然に素足になりたくなります。

奥さま:子どもたちも靴下は履きたがりません。履かせてもすぐに脱いでしまう(笑)。

ご主人:目にも優しいですよね。差し込んできた光が柔らかく反射して、部屋が明るくなります。それに、僕は夜も好きです。子どもたちが寝静まったころにライトを灯すと木や漆喰がきれいに映えるんですよ。その中で、ボーッとしている時間が好きです。

現場に足を運んで、家づくりの過程をぜひ楽しんでください。

これから江田建設で家づくりを考える方へアドバイスをお願いします。

奥さま:この家の満足度は100点満点中200点です! やはり希望があれば何でもお伝えした方がいいと思います。江田建設さんはそれを叶えてくださると思いますから。

ご主人:棟梁とか、現場の人と話をしながら造り上げていくという過程をぜひ楽しんで欲しいなと思います。私は近かったこともあって、よく現場に足を運んだんですが、それがすごく楽しかったんです。基礎からいろんな業者さんが出入りされるたびに話し合っていくと、新しいアイディアが浮かんでくる。そこが実は一番楽しかったような気がします。目に見えない思いやが少しずつカタチになって、具体的に目の前に表れてくる。これが私たちが望んでいたモノなんだ、思いを叶えてくださったんだと本当に嬉しく思いました。自分たちが思っていた以上のモノが出来あがった驚きと喜びはひとしおでした。