コロナ以降の住宅のついて(主に窓と換気に関して)

コロナ以降の住宅のついて(主に窓と換気に関して)

コロナ以降の住宅のついて(主に窓と換気に関して)

2020年04月26日
テーマ
雑学

設計の小林です。
新型コロナ発生直前まで、来年の4月からの新築住宅に関しては、
地球温暖化の抑制が最優先で『省エネルギー法』の改正が決まっていましたので、
壁や屋根の断熱性能を上げることはもちろんのこと、
窓の断熱性がポイントで、窓も小さいほうが有利な判定がでるようになっていました。

また、シックハウス対策で、換気扇による24時間換気システムも以前から義務化されていました。
(このことと『省エネ法』改正の矛盾もあると感じていましたがそのことはまた別の機会に。)

そして今回の新型コロナの問題です。
一説によると、日本ではある季節である程度収束すると思われますが、
世界の他の地域では、ウイルスに適した気候に入ってくる地域もあるので、
世界中で絶滅させることができるまでには、治療薬やワクチンが完成し普及するまで、
まだ相当時間がかかりそうだという説もよく耳にします。

日本でも、また今年の秋や冬に気を付けなければという話です。

よって、これからの住宅を考えた場合、
窓は、自然の風の流れを考慮した大きさと配置が重要だと思われます。
また、換気扇もそこにウイルスが付着して、掃除がしにくかったら厄介なので、
基本的には換気扇にも、できるだけ頼らなくていい、
シックハウスを発生させない自然素材の住宅がいいのでは、ないかと思われます。

国にも、再度、法整備の見直しをお願いしたいと思っています。

換気.png

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