設計の小林です。
本日も昔設計させていただいた家をご紹介させていただきます。
ある住宅のリフォームで、和室を板張りの居間に変え、南の広縁をご主人の書斎に変えました。
庭がとてもきれいだったので、
居間からも庭が美しく見えるように、
書斎との間の開口に、木の突板の障子を作りました。
障子紙の代わりに、薄い杉の突板を張ることで、
板が柔らかい光を通し、周りの床・壁・天井にも反射し、
木に包まれた優しい空間から、南の庭が一体となって見えるようになりました。
17年ほど前ですが、当時、板の障子は、他には例がなかったと思います。
(照明器具では見たことがありましたが。)
次回も、設計させていただいた家を紹介させていただく予定ですので、宜しくお願いします。