設計の小林です。
本日も昨日の続きですが、連投なので、ちょっと短めに。
今回は『米作り』との関係を考えてみますと、
『日本の森林は、米作りのもと、水と土を作った。』
そして、『その森林を作ったのは米作りであった』という事が見えてきます。
日本の森林を守ってきた林業の方々は、
自分が植えた木は孫の代まで売れないので、林業単独ではなく、
棚田や段々畑等の農業の合間に山を守ってこられたのでした。
そして、これからも山を守っていただけなければ、
異常気象のたびに川が荒れたり、水不足になったり、
山が荒れたら大変なことになってしまいます。
これまで、日本の森林は農業を助け、
農業は林業を助け、林業は漁業を助けてきました。
このように水系が完結していました。
そしてみんなで『土づくり』に関わってきました。
そしてこのことはこれからも続けていかなければならない、とても重要なことであります。
続きはまた次回に。